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大蔵海岸の調査結果 - 2020年秋


アイテム別ワースト10
2020秋
No. アイテム(%)
1 プラスチック類の破片81.7
2 レジンペレット(プラスチック)8.5
3 プラスチックのシートや袋の破片2.4
4 発泡スチロールの破片(小)2.3
5 プラスチックのふた・キャップ1.7
6 プラスチックのひも・ロープ0.8
7 プラスチックの生活雑貨0.5
8 プラスチックのストロー・マドラーなど0.5
9 プラスチックのおもちゃ0.4
10 タバコのフィルター0.2
採集ゴミ総数 2294個
プラスチック率 99.7%
調査員数 6
調査日 2020/9/20
(注)「プラスチック率」とは「プラスチック・ビニール系」と「発泡スチロール系」の合計の割合を指す
  「その他」とは、データカードにおける分類外のものを示す。
 関西事務局としての初めての調査となります。

 大量のプラスチックの破片が採集されたため、数量ベースではワースト1が殆どになってしまいました。
 全体的には須磨海岸と近い傾向ですが、プラスチックが微細化する典型的な調査地となりました。

 今回、須磨海岸に続いてJEANが試行中のプラつぶ調査に参加しました。従来の調査と並行して5mm以下の「プラつぶ」を採集し、マイクロブラスチックの実態に迫りました。
 「硬質プラスチック片」や「発泡スチロール片」が多数見つかると共に、「徐放性肥料のカプセル」も一定数が確認できました。
 レジンペレットと似たサイズですが中空になっているため、小さいですが区別可能です。


(1)調査地の様子(西側)です。
(2)調査区画を2m四方で設定し、調査を開始したところです。
(3)小型の「ケミホタル」と思われます。
(4)将棋の駒です。(おもちゃ)
(5)海外からの漂着と思われる針付きの注射器がありました。
漢字の刻印が見られます。
(6)人工芝の破片です。かなりの数が見つかっています。
(7)取っ手が外れた、箪笥の一部と思われます。
(8)「プラつぶ調査」の様子です。25cm角の基準面積を設定し、
5mm以下のプラスチックを集中して調査します。
(9)プラつぶ調査から。硬質プラスチック片です。(一区画が1cm)
(10)プラつぶ調査から。徐放性肥料のカプセルです。レジンペレットと
似た形をしていますが中空になったものが漂着しています。
(11)プラつぶ調査から。発泡スチロール片です。形では区別が
難しいですが柔らかいのでつまめば直ぐに分かります。
(12)今回調査したスタッフです。

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New 2020/9/30