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カキ養殖用パイプ漂着図


 カキ養殖用パイプの漂着が確認されているのは、以下の調査地です。
 都道府県  市町村区  通称 
 宮城県   仙台市  蒲生海岸 
 東京都  小笠原村  父島・扇浦海岸 
 八丈島  八丈島・大潟浦 
 大阪府  貝塚市  二色の浜 
 兵庫県   神戸市  須磨海岸 
 明石市  江井ヶ島 
 赤穂市  恋ヶ浜 
 和歌山県   和歌山市  磯の浦 
 広川町  西広海岸 
 広島県   宮島町  包が浦海岸 
 倉橋町  桂ヶ浜・鹿島 
 大柿町  マリントーク瀬戸内 
 香川県   高松市  蒲生地区 
 内海町  小豆島・オリーブビーチ 
 高知県   中村市  平野サーフビーチ 
 福岡県   津屋崎町  津屋崎海岸 

 瀬戸内海を中心に分布していることが分かりますが、一部仙台や父島といった外海まで漂流しているのがわかります。またレジンペレットと同様に、会場がないために確認されていない可能性もあります。

 カキ養殖用パイプは、一見ただのプラスチックの筒に見えるので、それがカキ養殖用パイプであることの認識が難しいように思います。写真を掲載していますので、こちらをご覧ください。

 97年度の調査結果に基づく漂着図が、全国事務局作成のREPORTに掲載されています。最新データはそちらですので、詳しくはお問い合わせください


カキの養殖とパイプについて

 カキの養殖は、ホタテ貝殻を用いて行われます。
 稚貝のうちは、採苗といって、左の図のように短いプラスチック管を用いて、貝殻の間隔を狭くします。これを何本か束ねて海中につるします。採苗蓮といいます。
 上の状態から、カキの成長に合わせてプラスチック管を交換し、長いものへと変更します。
 本養殖では左図のように垂下蓮を構成し、種カキを成長させます。


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Last Update Aug-17-1998